桃の産地と言えば、一般的には福島が思い浮かぶかもしれませんが、生産量で言えば山梨県が1位、福島県が2位で、長野県は3位です。
こすもけあ福祉会の事業所の近くには、こんな感じで、歩道沿いに見事な桃がたわわに実っているのですが、桃畑は減少の一途にあります。
法人がこの場所で事業を始めた頃は、花の季節には一面が濃いピンクに彩られたものですが、感覚的には多分、半分くらいの桃の木は伐採されてなくなってしまったように思います。
景色として眺める立場であれば、残念だなぁと他人事になってしますのですが、実際に栽培している皆さんの作業は本当に大変です。
事業所のご近所にも、70歳代、80歳代のご夫婦で桃栽培を行っている家が何軒もありますが、自分たちが農作業が無理になればそこまでで終わり、と立ち話で聞いたことがあります。
長野市川中島地区は、まさにその名前のとおり「川中島白桃」が品種として生まれた場所であり、今も原木となった老木を見学することができます。