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長野県歌「信濃の国」(2026年3月)

「長野県民は誰でも長野県歌『信濃の国』を歌うことができる」という「秘密のケンミンSHOW」的なネタが、時々テレビで紹介されることがあります。
実際、本当の話で、自分で振り返ってみても、学校の行事で歌い、就職してからも「仕事初めの式」で歌い、県外で長野県民が集まれば、必ず締めで歌ってきました。
逆に、「県が行ったアンケート調査で、県民の1割近くが全く歌えないことが初めて明らかになった。」というニュースに驚いた人が多いくらい、長野県民には馴染みの深い歌です。

なぜ、今回こんな話題を取り上げたかというと、まずは次の動画をご覧ください。

以前、このブログでも取り上げた、J リーグの松本山雅と長野パルセイロの直接対決「信州ダービー」が昨日、長野Uスタジアムで開催されました。
私は松本山雅の応援席(一緒に行った長女家族は長野パルセイロの応援席)で観戦、結果は0対5で松本山雅の圧勝でした。
試合終了後に山雅スタンド全員で歌った曲が、そう「信濃の国」です。
二つに分かれて戦っても、試合が終われば同じ信州の仲間、そんな思いを込めて歌います。

昔、長野県の県議会で、松本市に別の県庁を据えて、筑摩県として独立するという議論が高まり、議場でまさに可決されようとする時に、議事堂を取り巻き固唾を飲んで見守っていた県民の一人が「信濃の国」を歌い始め、それが群衆全員が声を合わせた大合唱となり、寸前で分県が避けられた、という逸話があります。
割と長野県民には知られている話です。

そんなこともあって、信州ダービーの試合終了時に歌われるようになったのかもしれません。

松本出身の人が、大学や社会人として県外に出た時に、「出身はどちら?」「松本です」「あ、長野ですね!」「いえ、松本です」という「松本あるある」。
後の世代にも、故郷に愛着を持って、「あるある」程度の軽いネタとして、ずっと受け継いでいってほしいと思っています。

 

普通は、2番まで歌います。
4番だけはメロディーが異なります。

1.信濃の国は十州に 境連ぬる国にして 聲ゆる山はいや高く 流るる川はいや遠し
松本伊那佐久善光寺 四つの平は肥沃の地 海こそなけれ物さわに 万ず足らわぬ事ぞなき
2.四方に聳ゆる山々は 御嶽乗鞍駒ヶ岳 浅聞は殊に活火山 いずれも国の鎮めなり
流れ淀まずゆく水は 北に犀川千曲川 南に木曽川天竜川 これまた国の固めなり
3.木曽の谷には真木茂り 諏訪の湖には魚多し 民のかせぎも豊かにて 五穀の実らぬ里やある
しかのみならず桑とりて 蚕飼いの業の打ちひらけ 細きよすがも軽からぬ 国の命を繋ぐなり
4.尋ねまほしき園原や 旅のやどりの寝覚の床 木曽の桟かけし世も 心してゆけ久米路橋
くる人多き筑摩の湯 月の名にたつ嬢捨山 しるき名所と風雅士が 詩歌に詠てぞ伝えたる
5.旭将軍義仲も 仁科の五郎信盛も 春台太宰先生も 象山佐久間先生も 皆此国の人にして
文武の誉たぐいなく 山と聳えて世に仰ぎ 川と流れて名は尽ず
6.吾妻はやとし日本武 嘆き給いし碓氷山 穿つ隆道二十六 夢にもこゆる汽車の道
みち一筋に学びなば 昔の人にや劣るべき 古来山河の秀でたる 国は偉人のある習い

 

こんなアレンジもあります。

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