2021年4月1日に「こすもけあくらぶ」の障がい福祉サービスの活動範囲を大きく広げる『訪問看護』事業がスタートし、事業所の玄関に新しい看板を掲出しました。
訪問看護については、介護保険利用による高齢者の自宅への訪問というケースが割合としては大きいところですが、「医療的ケア児者」や「重度障がい児者」のご利用については、まだ障がい福祉関係者やご家族等の間でも十分に知られていないように思われます。
医療的なケアが必要であったり、重度な障がいのある方は、多くの場合「厚生労働大臣が定める状態等」に該当するため、週1回の長時間訪問看護も利用できます。
さらに、15歳未満の超重症児または準超重症児の場合は、週3回まで長時間訪問看護を利用できます。
長時間訪問看護のご利用により、障がい児者の常時見守りを必要としているご家族が、買い物等の様々な日常の用事で外出が必要な際にも、安心して出掛けることができるようになります。
また、家庭での入浴の介護や機能訓練にもご利用いただくこともできます。
「NPO法人こすもけあくらぶ」では、通所事業所と訪問看護の一体的な運営により、「医療的ケア児者、重度障がい児者」の在宅生活を多面的に支援していきます。